◇サイズ Φ 10.5cm h 2cm
◇ 陶器
平らなお皿の回りにしっかりと立ち上がりがあり、その部分にイッチンで唐草が描かれています。そのため、マットな釉薬のかかり方が平らな面の部分と立ち上がり部分で自然な濃淡が出来ていて、全体はマットな印象なのに所々が光っている面白みがあります。
ぽってりとした感じの風合いに縁にはイッチン。小さい器ですが永峰さんが丁寧に作っているのがよくわかります。
シンプルだけどイッチンの凸凹がさりげなく、存在感を放つ「加藤永峰さん」の小皿には、ふつふつと湧く愛しさがあります。
これくらいの小皿だと残り物をポンと乗せてもサマになりますね。「ちょっとしたもの」をのせる器に風合いがあると、それを並べたときに迫力があります。色々な豆皿・小皿にちょこちょこと盛ってだすのも楽しいですが、そういう時ににもこの小皿なら他の器とのバランスもとりやすいと思います。